こっそりと追いつくべく更新して参ります。
今回から少し形式を変えてみました。各書籍の書影の下にひとこと(くらい)のコメントを差し挟んでおります。
『戦う姫、働く少女』 河野真太郎
『関先生の世界一わかりやすい英単語の授業』 関正生
『サバイバル英文読解』 関正生
『サピエンス全史 上』 ユヴァル・ノア・ハラリ
『人生100年時代の らくちん投資』 渋澤健、中野晴啓、藤野英人
『家康、江戸を建てる』 門井慶喜
『歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド』 大矢博子
『アルゴリズムが世界を支配する』 クリストファー・スタイナー
『HARD THINGS』 ベン・ホロウィッツ
『働く人の養生訓 あなたの体と心を軽やかにする習慣』 若林理砂
ざっくりと最近のメディア作品における働く女性(社会の中で戦っているともいえる)を論じてます。社会学の語り口なのであまり読みやすくはないのですが、うなづけるところが多かったです。
関 正生 KADOKAWA / 中経出版 2015-01-09
このときちょうど英語を勉強しなおしていたのでこの2冊を読みました
著者はスタディサプリENGLISH(動画)でTOEIC対策講師をしてまして、これがけっこう面白かったので本も読んでみました。特に『サバイバル英文読解』は、大学受験での英語長文の読み方を思い出させる一方、いろいろと目新しいこともあったので面白かったです。
ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 2016-09-08
ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 2016-09-08
いろいろな方面から大変面白い、との噂を聞いていた本書ですが、いやいや期待通りでありながらそれ以上でもありました。
上下分冊とかなりボリュームがありますが、この手の本としても非常に読みやすい文章なので、まずは少しだけでもいいので読む、という気持ちでいるととっつきやすいかもしれません。。
ホモ・サピエンスの変化は、他の生物のように遺伝子ではなくミーム(人類の文化を進化させる遺伝子以外の遺伝情報)。だからこそ遺伝子ではありえない速度での変化が可能だというのは、納得させられてしまいます。
渋澤 健,中野 晴啓,藤野 英人 日本経済新聞出版社 2017-12-02
著者メンバーで選びました。つみたてNisa制度が2018年1月から始まりましたし、投資を考えるまっとうな入門書として良いと思います。一押しはやはりウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 の第14・15章なんですけど。1冊読み通すにはそれなりに気合いが必要なので…。
これは、『江戸を建てる』を読んで、歴史・時代小説に行きたくなって『読みくらべガイド』へという流れでした。
『江戸を建てる』は、建築というより土木です。特に治水。人間も描いているんですが、江戸時代の治水工事・井戸の作り方がかなり詳しかった。こういったインフラ工事はいつの時代でもその時代の最先端の高度な技術が使われているし、その技術は現在にいたっても興味深いものであります。もう少しドラマティックな部分が多いともっと好きかも。。
『読みくらべガイド』は、連載コラムの単行本化ですが、紹介している冊数がすごく多いし、それらをいろんな切り口(時代だけじゃなく、料理とかほんともう様々)から紹介しています。やっぱり愛と知識がたくさんある人がしてくれる紹介ってのは読んでて楽しいですし触発されます。
クリストファー・スタイナー KADOKAWA / 角川書店 2013-10-10
ウォールストリートをアルゴリズムによるコンピューター取引が席巻するまでにどんな事があったのか、金融危機においてのアルゴリズム取引はどう評価されるのか、今後金融経済以外でどのようにアルゴリズムが活用される可能性が高いのかについて知見が得られます。中身には触れてないので特にプログラムの知識がなくても大丈夫でした。
ベン ホロウィッツ 日経BP社 2015-04-17
ベンチャー経営とは、胃が痛くなる場面の連続である、ということが生々しく描き出されています。答えがない難問・困難に著者はどう対処したのか。著者の対応が正解ではないし、かならずしも一般論にはなるわけではない。でもとかく成功にばかりスポットライトが当てられやすいところ、貴重な実例を惜しげも無く披露している本です。
ベンチャー経営に関わったり、実態を知りたいと思うならぜひ押さえたい1冊かな。
この著者の本(とメルマガ)読んでいるので、最新刊を購入。著者は東洋医学の先生で、いろ著作もたくさんあります。いつも言うことが一環しているので、著作も同じ内容をどういう観点でまとめたものか、という違いになりますかね。